|  Re: 平成22年 試験前の質問及び相談専用 ( No.1 ) | 
| 日時: 2010/11/03 20:17名前: ちぇりもや
 
はじめましてちぇりもやと申します。解き方がわからず,困っています。
 平成19年度の試験過去問題を解いていたのですが
 
 問30
 室温0℃に保たれたあるパルプ工場内の硫化メチル(分子量62)の作業環境濃度を測定したところ,得られた濃度は0.0062mg/m^3であった。硫化メチルの嗅覚閾値濃度として0.0010ppm(vol/vol)を用いた場合,この硫化メチルの閾希釈倍数を求めなさい。
 整数値で少数点以下四捨五入で。
 
 という問題なのですが
 
 閾希釈倍数=(臭気成分濃度/嗅覚閾値濃度)
 という式を用いるのだと思うのですが
 
 臭気成分濃度と
 測定値だと考えられる作業環境濃度
 の関係がわからず四苦八苦しています。
 
 
 
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|  Re: 平成22年 試験前の質問及び相談専用 ( No.2 ) | 
| 日時: 2010/11/03 20:21名前: ちぇりもや
 
問題の数値を誤って記入してしまいました嗅覚閾値濃度=0.00010ppm
 です
 申し訳ありませんでした。
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|  Re: 平成22年 試験前の質問及び相談専用 ( No.3 ) | 
| 日時: 2010/11/04 00:01名前: 通りすがり
 
計算方法は、上記の通りで閾希釈倍数
 =測定濃度(成分濃度)(ppm)/その成分の臭覚閾値濃度(ppm)
 =0.0062/0.00010
 =62
 
 mg/m^3=10^-6
 
 ※物質濃度とにおいの強さは、比例しています。
 
 以下、通常の業務として参考例
 
 敷地境界(1号)や発生源(2号)で悪臭物質の測定を行った場合、
 機器分析の結果濃度はppmで表示します。
 
 で同時に臭気指数法の3点比較式におい袋法も試験します。
 
 閾希釈倍数=臭気濃度=無臭するには何倍に希釈したら良いのか?
 
 を求めるのに
 
 悪臭防止法のハンドブックにある閾値濃度一覧表を用います。
 
 結果と閾値よりどの程度のにおいなのかを比較します。
 
 つまり、得られた濃度が閾値濃度に対して高い値であれば、においは
 「強烈なにおい」であり、低い値であれば「弱いにおい」になります。
 
 臭気指数法で比較しますと、ほぼ同じような結果になる確率が高いです。
 
 
 
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|  Re: 平成22年 試験前の質問及び相談専用 ( No.4 ) | 
| 日時: 2010/11/04 22:34名前: ちぇりもや
 
通りすがり様わかりやすい説明ありがとうございました
 測定濃度=成分濃度なのですね
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